everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
医務室を出ると増田は輪のお父さんに向かい頭を下げた
増田「お久しぶりです…
お父様……あの説は大変失礼をしました…」
輪の父「また……君か……どれだけ私の家族を殺せば気がすむ」
増田は頭を下げたまま
何も言わなかった
輪廻の父「君は輪廻に関わらないでくれ
行くぞ大地君」
大地「はい、ご主人
………………」
大地は
増田を少し見て輪廻の父に付いていった
ガラッ
輪廻は既に目を覚ましていた
輪廻の父「起きて大丈夫なのか……」
輪廻「何の用?仕事は?」
大地「輪お嬢様…ご主人は輪お嬢様の事を思って」
輪廻「こんな時ばかり父親ぶらないで!!!!」
と
輪廻は隣にあった花瓶を叩き落とした
花瓶は割れた
その欠片は
輪廻の父に当たりそうななったが
大地が竹刀で弾いた
大地「大丈夫ですか!?ご主人!?」
輪廻の父「あぁ
私は仕事に戻る……後は任せたぞ」
大地「はい
行ってらっしゃいませ」
と
輪廻の父を頭を下げ見送った
大地「………輪、今のはまずいだろ」
輪廻「……………」
輪廻は窓を向き大地を見ようとはしなかった
大地「………輪……」