everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
記憶の鎖と過去
病室

ガラッ
と開けたのは
増田であった

大地「……駄目だ」

増田「そうか……」

すると
増田は輪廻に近づいた

輪廻「………?【誰】?」
増田は真面目な顔から笑顔に変わった

増田「俺は増田勇太ヨロシク」

輪廻「勇太さん?」

増田「でさ輪…」

輪廻「何?」

増田「この手袋何だと思う?」


増田がポケットから出したのは
あの思い出の手袋であった
輪廻「………」

輪廻の顔が青ざめた

大地「何するつもりだ!!」


大地は竹刀を取り増田に向けた

増田「まぁ見とけ」

輪廻「…………うっ!!」
と輪廻は急に頭を抱え始めた

輪廻「いっったぁぁ!!」
増田「覚えてるよね?3年前の冬
俺と輪と……【翠】と行った雪山」

輪廻「うっ…………あぁぁぁ!!黙れ黙れ黙れ!!!!」


輪廻はハサミを取り増田に向かい刺した
< 71 / 273 >

この作品をシェア

pagetop