不思議な国の物語
これはよく考えたら
犯罪でしょ!!;
だんだんと、魁焔の片手が
下の方へと下がっていき
魁焔の顔が真正面から
距離を詰めてくる。
その時──…
「っ!!だっダメ─────!!!」
大声を出した瞬間
バリバリバリと電流のような音が
響き渡り…
「?!桃華?!」
「っっ………」
私の意識はそのまま
遠のいていき
最後に見た魁焔の顔は
後悔と心配が入り混じった顔だった。
かい……えん
────────────……