オレと子どもの12日間


ぴっ…ぴっ…


気が付けば、俺は病室に居た。


後頭部が少し痛い…
そして、なんとなく手が細くて色白い。


ぼーーーっとして立っていたら、
すごい勢いでドアが開いた。


「あっ。」

俺の母さんだ。

母さんは俺には目もくれず、近くのベッドに向かって声をかける。
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