【BL】俺達は双子で男同士なんだが。【完】
昼っぱらから来て、呂来は自分の部屋に籠もりきり。


母親と父親の貼り付けた様な笑みも痛々しかった。




彼女が来て五分も立たないうちに、呂来からこっそりきたメールは、


『兄さんの馬鹿
金あげっからラブホ行って』





…という、俺に罪悪感を埋めつける様なものだった。


一応俺の彼女だから、多分そういう事思っちゃいけないんだけど。






…事件が起きたのはその夜だった。



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