彼は人魚姫!
「あのね、あたしの事、ママって言うの、やめて欲しいんだけど。ほら、どう見てもあたしはあなたのお母さんには見えないでしょ?たぶん、あなたの方が年上だと思うし」
言っても無駄だと分かってる。
けど、取りあえず言いたい。
「嫌だ。ママはママ。ねぇ、ママ、もうお腹ペッコペコ。ほら…」
「えっ!?」
そいつの右手があたしの右手を掴んで、お腹を触らせた。
カ…カタイ。
割れた腹筋があたしの目に飛び込んで来る。
…だけで済まないでしょうが!
あたしは右手を掴まれたまま強引にしゃがみこんで、左手でさっき落ちたピンクのタオルを素早く拾った。
なんと素早い動き。
「隠しなさいって。ちゃんと隠さないなら、ご飯は抜き!」
「ボク、ママに見られても平気なのに。ママ、タオル巻いて」
笑顔で両手広げて、こいつの羞恥心はどこに行ったのか。
それとも相当ピュアな心の持ち主か?
…それもちょっと気味悪いけど。
言っても無駄だと分かってる。
けど、取りあえず言いたい。
「嫌だ。ママはママ。ねぇ、ママ、もうお腹ペッコペコ。ほら…」
「えっ!?」
そいつの右手があたしの右手を掴んで、お腹を触らせた。
カ…カタイ。
割れた腹筋があたしの目に飛び込んで来る。
…だけで済まないでしょうが!
あたしは右手を掴まれたまま強引にしゃがみこんで、左手でさっき落ちたピンクのタオルを素早く拾った。
なんと素早い動き。
「隠しなさいって。ちゃんと隠さないなら、ご飯は抜き!」
「ボク、ママに見られても平気なのに。ママ、タオル巻いて」
笑顔で両手広げて、こいつの羞恥心はどこに行ったのか。
それとも相当ピュアな心の持ち主か?
…それもちょっと気味悪いけど。