ラブレボリューション
「すぐに帰って来なよな?うち委員長なんだから怒られるから…」

「あぁ…」
俺は今世界が終わってくれたらいいなと思った。
この世界は大嫌いだ…。何もかも…。鬱陶しい…死にたい。

俺は横になった。このまま授業さぼろうかな…?
『梨夏は大切なメンツだっ!仲間だっ!大事に扱えよなっ野郎ども!!これからよろしくなっチビっ!!』
私はまっちゃんの言葉が頭に流れそのまま眠りに落ちた。



「りかっりかっ!!起きろっ!!」
俺を呼ぶ声が聞こえる…誰だろ…まっちゃん?

「姫か…」

「姫か…じゃねーよ!!何でこないの?学園祭の出し物決まったよっ!!メイド喫茶!!」

「はぁ?メイド喫茶!?何だよそれ?」

「しかもあんたはメイドだからっ!!分かった?」

「ふざけんなよ!!」
よりによって俺が一番いやな奴だった…

「あんたがいないのが悪い分かった?」

「うざっ…」

「文句言わないのっ!!練習行くよ!!」

「はぁ…?」

「いやだぁー絶対行かねー」

「行く行くそれ出陣ー」





















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