1/2な彼~一日中、君と一緒~




そして、バスタオルをとろうと後ろを向いたとき




「・・・っわ、ぁ」




腕をジェラルド先生に掴まれた。



強く掴まれたから、よろめいて


すとんと布団の上に座った





するとジェラルド先生が私に近づいて



「・・はじめ?・・・何かありましたか?」




心配そうにそう言ってきた




「な、何かって・・・何もない、です」





言ったら、先生私のこと嫌いになっちゃうかも・・・





めんどくさいとか思われるっ・・・




「・・・ボク、どんなはじめも好きですから




言ってください・・?」





私の心を見透かしたかのように、優しく私に言った




「・・・どうして、そんなに優しいんですか・・・」





「・・・好きな子に優しいのは当たり前です。」




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