1/2な彼~一日中、君と一緒~




ジェラルド先生は、何事もなかったかのように




魚を卵や小麦粉につけて、油の中に入れた






なんだか腑に落ちないけど、



「・・・好きだから、許しますっ・・」




思わずそうつぶやくと、ジェラルド先生は少し赤くなって





「・・・そういうことは、ボクの手が空いてるときに言ってください」





ジェラルド先生は自分の手が塞がっている状態を



恨めしそうに見ていた






私はそんな彼が愛しく見えて、




ちゅ




気づいたら自然に、ジェラルド先生の頬にキスしていた




「・・・はじめ・・・」




ジェラルド先生は驚いた表情をしたけど




すぐに愛しそうに笑って








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