bloom flower story
はあ?
私が(メイド服のまま)連れていかれたところは、温室もとい生徒会室を離れて校門から400メートル離れた小さなお店
訳が分からない・・・ って言うか、学校にこんなところがあったなんて・・・
やっと、校舎の半分を覚えたばかりだったのに・・・
「じゃあ、ここで待っててね」
朱音先輩は、私にそう言って私以外の生徒会メンバーを連れて奥に行ってしまった
そのまま待つこと10分
「待ったか?」
そう言って最初に出てきたのは秋兎先輩だった
手には、たくさんの段ボール箱を何個も持っていた
「それは、なんですか?」
「ああ、これは・・・小麦粉とか・・・」
「? なんで小麦粉?」
「これから、お菓子を作ってもらう」
「!!!!?????」