bloom flower story
第4章 夏休みと水着とプール

こんにちは!


やっと、夏休みです!!

勉強も頑張って、通知表も何とか3を採ることができました

(毎回、2とかだったが綾都先輩に教えてもらったりしたら3を採ることができました!!!)

意外と、先輩は頭がよくて驚きました

確か、学年5の中には入っているそうです

そして、最近分かったのは会長が誰かが好きになったそうです

あの会長が好きな人がいるなんて驚きました

朱音先輩曰く、その女の子は天然で鈍感らしい・・・

先輩、頑張ってください!!←他人事



そんなことがありましたが、今日から夏休みなのでのんびりしようと思います


そう思いながら、台所に補充しておいたアイスを採りに向かう


まったりするのはいつぶりかな?

毎回、部活(生徒会)のせいであまり休みがなかったから・・・・

アイスの封を切り、バニラ味のを口に入れて堪能していたら



ピーンポーン



ドアのチャイムが鳴る

何かな。そういえば、両親が何か送るって言ってたなぁ・・・

お菓子かな♡

口に入れていたものを手に持ったまま、ウキウキしながら勢いよくドアを開ける



ガスッ  ドサッ



開けたと同時に鈍い音と、倒れる音がした

いったい何?

前を見ると、生徒会のみなさんが私服で並んでいた

朱音先輩は、オレンジメインの服でアクティブ系な服装

秋兎先輩・五月先輩はワイルド系な服装

兵助先輩は、いかにもインテリ系な服装

綾都先輩は、なんとも可愛らしい服装

皆さん、モデルですか・・・・・・・・?

バックに花を咲かせて、町中を歩いたら日本、否、外国の女性までがこの人たちを囲んでしまいそうな感がする

まじまじと見ていたらあることに気づいた

あれ・・・なんか一人足りない?

「ねえ、咲夜ちゃん♪」

そういうなり、みなさんは下を指さす
(ん?)

指を示した方向には、尻餅をついた会長が頭を押さえてうなだれていた

(会長、かっこいい)

「ちっ」

「?  どうかしたんですか?」

そういうと、舌打ちのような音がした


「なんだじゃねぇ!!!!」

いきなり立ち上がって切れ始めた会長

あれぇぇぇぇ

頭の中で、さっきの音について考えていたら―――――――――

「ああっ! さっきの鈍い音は先輩のせいだったんですね」

人差し指で、会長を指して言うと・・・勝手にアイスを捕られた!

「会長勝手に―――――」

最後まで言わないうちにパクリと口の中に入れてしまった

「ああああああああああああああああっ」

まるで、壊れたおもちゃのような叫び声

「なんだ、おいしそうに持っていたお前が悪い」

開き直るな!! って言うか、帰れ!

心のなかっではそう思っても口には決して言わなかった

言ったら怖いもん・・・

「――――それで、何しに来たんですか?」

「そうだった。お前の家の観察と―――――」

「お引き取り下さい」

氷の一瞥をくれてやった――――まあ、効果はなく

「「「「お邪魔します」」」」

一人ずつそう言って中に入っていく

秋兎先輩・綾都先輩はみなさんと違かった

「すまない。いきなりで・・・」

「ごめんね(-_-;)」

「後、これ。熱中症には気をつけろよ」

「僕のは、あま~いお菓子で夏ばてなんて倒しちゃえ♪」

2人はお菓子と飲み物(1ケース)を持ってきてくれた

お菓子で夏ばてが倒せたら、みんな食べてますって

しかし、お菓子はともかく飲み物1ケースって・・・

秋兎先輩・・・変ですって・・・・

「「お邪魔します」」


全員中に入って、テレビのある入ってすぐの部屋に座っていた

(なんなんだ、この人たちは・・・)

そう思いながら、朱音先輩は棚の中を凝視しているし・・・

会長はさっきのアイスを食べている

そのほかの人ロクなことをしていない 

早く帰らないかな・・・

入ってしまったものは仕方がない

そう自分に言い聞かせながら、キッチンへ向かって飲み物を取りに向かっていたら―――

「何か、手伝う事ある♪?」

(やっぱり、綾都先輩ってほかの先輩とは違うなぁ)



「それじゃあ、飲み物と・・・さっき先輩からもらったお菓子を。」

「それはダメ」

へっ?

「何でですか?」

「だって、咲夜ちゃんに買ってきたお菓子だもん・・・」

頬を膨らませてうつむく。少し赤くしながら・・・

「そうなんですか。ありがとうございます。そうですね、あの先輩達にはせんべいで!」

「――――――そうだね」

次に発した言葉は、暗く悲しそうな表情をしている

なんか、悪いことでもいったかなぁ?

引出しに入っていたせんべいを取り出して、飲み物もグラスもとって持っていく

「それは、僕が持っていくよ♪ 重いだろうし」

「ありがとうございます。それじゃあ、お願いします」

「お願いされました♪」


そうして、向かって廊下を歩いて行った



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