bloom flower story
5分後・・・・
「あの、できました」
ドアを開けて、朱音先輩は本を座って読んでいた
その本を閉じて、私を見るが何も言ってくれない
やっぱり、似合わないんだよね・・・
「咲夜ちゃん・・・」
「似合わないのは、解ってますから!!」
固く目を閉じる
「いや、GOOD JOB!!」
私は、言葉を失った
「さあ、行こう。蒼のためにも」
まあ仕方ない、仕方ない・・・・
そう、魔法のように唱える私であった
会長のいる、もとい、皆がいるところに戻ろうとするが・・・
「やっぱり無理です!!」
今になって、戻ろうとする私
どうやっても無理だから!!!!!
心の中で、叫ぶが朱音先輩に腰元を抱き寄せられては、逃げることができない
耳元で、脅迫まがいなことを言われてもこの場は逃げなきゃと思う
しかし、逃げることはできず・・・
ズルズルと引きずられて行きました。