bloom flower story
その頃、朱音・咲夜を待っている残りのメンバーたちは・・・・・・・・
暇をつぶすために、ババ抜きをしていた
「朱音、遅すぎる・・・」
会長が綾都のカードを引く
「そうだね♪」
そうウキウキした表情をしながら綾都は秋兎のカードを引く
「うげ、ババだ」
綾都からもらったババに肩を落とす先生
「まあ、何か企んでるのは一目瞭然だけど」
ババを引かないように、慎重に選ぶ秋兎
「ふふふ、なんとなくわかった気がする。朱音のことだから・・・」
秋兎の言葉に妄想をしながら、引き当てる五月
「エロい服でも着せてるんでしょ」
兵助のとどめの言葉
「(だらだら←血)」
一周して会長が、カードを引こうとしたが手札のカードが真っ赤だ
「「「「会長いやらしい~」」」」」
きれいにハモる
会長は、ポケットの入っていたティッシュを一生懸命鼻に詰めている
「お前らが、そんなことを言うからだろっ!!」
「俺らが悪いみたいな発言するな」
秋兎が、睨みつけた
「わかった。兵助、お前が悪い」
胸を張って指さすが、鼻からまた血が出てきた
「私が、悪いわけではありません。あなたが勝手に妄想したのでしょう?」
「うっ・・また鼻血が」
詰めたティッシュが真っ赤で、隙間からまただらだら血が出てきた
「会長、早く引いてくださいよ~」
まだやるのか!この状況で・・・と、言わんばかりの綾都のセリフ
「~っ。兵助、覚えてろぉ~」
「だから、私はなにもしてませんって」
ため息をつきながら、ババ抜きは進んでいった