bloom flower story
ばらばらになった後、私は一生懸命貼られている紙とにらめっこしていた
「うーん・・・私のクラスは・・・・・・?」
壁に私と同じ学科の生徒の名前が2枚に分けられていた
左側に張られていた紙をみると、真ん中あたりに私の名前が書いてあった
自分のクラスがわかったところで、案内板に書かれている通りに自分のクラスに進もうとした
行こうと思った瞬間、左肩を肩をたたかれる
「こんにちは」
笑顔で挨拶をするが
「・・・・・・・」
この人、誰だろう?
頭の上にはクエッションマークが飛び交っている
見たことのない人・・・っていうか、ナンパ?!
「そんなに、固まらないでよ」
笑いながら話してくるが、不審人物にしか見えない
髪の毛は、少しオレンジ色で目は茶色
ふんわりとしている髪の青少年はずっとにこやかにしている
「失礼します」
なんなの、あの人・・・
いきなり声をかけてきて、名前も言わないで!!
っていうか、あんな人ばっかり学園にいるのかな・・・
憂鬱になりながらも、これから送る自分のクラスに向かったのだ