bloom flower story
「どうしてですか?」
「あいつは、不幸体質で本気でやろうとすると空回りする」
「ええ!!」
「たぶん、元凶はお前かな・・・」
「なんで!?」
「さっき、お前手を振ったろ?やる気満々な朱音が不幸体質を引き起こさないわけないだろ?」
「私のせい!?」
「まあ、そうですね~去年は・・・バトンリレーでバトンをけり、人に当てましたもん~」
綾都先輩はしみじみと過去を語る
そんなことがあったなんて・・・
私は、もう朱音先輩の不幸体質を起こさないようにと、心の中に誓った
この、靴ひも事件で現在18位・・・・
「さて、次の種目は、パン食い闘争・100メートル、借り物競争だな・・・」
「残りの3人に行ってもらおうか・・・」
会長、秋兎先輩が真剣に悩む
「それじゃあ、僕たちを抜いたくじで・・・・」
そう言って、抱えられてきた朱音先輩と抱えてきた五月先輩
五月先輩は、疲れたという表情をしている
「そうだな、私としてもそれだいいと思う」
4人一致で、紙に名前を書く
そして、紙袋に入れてシャッフルする
「じゃあ、俺が引くぜ」
会長は、袋に手をツッコミ一枚を手に取る
「じゃあ、パン食い闘争は・・・綾都、100メートルは・・・兵助、借り物競争は咲夜だな・・・」
私たち3人は、その場所に行く
「まったく、こんな事は4日とか、大変だよね~」
「そうですね・・・」
「会長も、こんなに種目を増やして・・・」
「そうなんですか?」
「そうだよ~確か50種類が150くらい増えたよ・・・」
「ええ!!!!!!」
「まあ、そんなに増やすことはないんだが・・・本当に、教師陣にイラついたんだね・・」
「ははは、」
やはり、会長は怒らせると怖い