bloom flower story

ただ今の順位と点数

1、生徒会 1903

2、風紀委員会 1860

3、環境委員会 1795


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんな感じで、一日目は終わった


「うーん」

やっぱり、風紀委員会が2位につけてきた

一位につき100点、二位は90点

と、なっていくから・・・・

次で、風紀委員会が一位を取ってしまうと、逆転してしまう

明日は仮装レース、校内一周レース、走り幅跳び・・・といった、ほぼ走る競技

今日の体育祭で、少し筋肉痛なのに

会長たちは、

「こら、今日は残って筋トレだ!!」

と言って、今日も残るらしい

「あの、私帰って休みたいのですが・・・・」

「却下だ!!」

「どうしてですか?」

「風紀委員会との差を見てみろ。もし、抜かれた日には・・・・俺は・・・俺は・・・・」

どんどん表情が暗くなっていき、最後には泣きそうではないか?といった風になっている

「わかりました。残りますよ」

なんか、毎回こっちが折れているような気がする

まあ、いいけど

会長と一緒にいられるのは私としてもうれしいことだし

少し、頬を染めていると・・・・

「咲夜ちゃん」

「ん?なんですか、朱音先輩」

「今日、誰と寝る?」

「????」

「いや、ベットなんだけど」

にこにこ顔で、ベットのほうを指さす

そこには、私、兵助先輩、朱音先輩、会長以外はそれぞれのベットで寝ている

ベットの個数足りないのに!!

「ん~」

「朱音、何言ってるんだ」

唐突に頭の上から声がする

「こいつと寝るのは、俺なんだよ」

人形を抱くように、優しく腕を包んでくれたのは、会長だった

「そっか、ンじゃ、僕は兵助君と・・・」

朱音先輩が笑顔で振り向くと

「僕は、いやです。」

と、氷の一瞥をくれた兵助先輩が座って紅茶を優雅に飲んでいた


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