STAR QUEST

だが、その考えはフランさんの考えによってねじ伏せられた。

「っ…‼」

「そう簡単に逃がしはしねぇぜ。

なあ?」

厄介な奴…

あたしは、フランさんに背中を踏まれ、身動きが出来なくなっていた。

「…女の子に随分酷い仕打ちをしますね。

足退けてください」

「…はん。ダークネスマジックの卵風情がッ」

「ッ…‼」

ガッ

フランさんは足を退けるどころか、逆に元よりも強さ入れ、ぐりぐりと踏んで来る。

いった…!!

…この強さが増した意味はダークネスマジックのせいなのだろうか。

ならば…

「ダークネスマジックって…そんなに悪い物何ですか」

フランさんのダークネスマジックの思いを刺激すれば、隙が出来るかも…!!

「何だと?」

「ダークネスマジックだって、魔法‼魔法は人を助ける物…あたしはそう教わりました!」

「人を、助ける?

アッハハハハハハ!」

フランさんの笑い声が闘技場に響いた。
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