未来へのボール*WINTER*

うわぁ…(´Д` )。

外に出ると、サークル勧誘の先輩達が

まだたくさん居た。


ここから出てくる新入生狙いだな…。

今日はもー疲れたから無視して帰ろ。


さっきよりはマシだけど、

普通に通り道は人混みと化している。

面倒くさー。今何時だろ。


《ドンッ》


「うわっ。」

やばっ。

あーもう。何なんだ人混み( `皿´)!


誰かと肩がぶつかったらしく、

ポケットから出した私のあいぽんが

見事に落下した。


画面割れてたらマジで修理代請求する。

許さんからな。絶対に。

てかどこに行ったマイあいぽん。


「はい。」


「へ(´・Д・)?」

何と!目の前にマイあいぽんが!


「これ探してるんだよね?」


「あ。ありがとうございます!」

大丈夫かマイあいぽんよ。

割れてないか?よし無事だ。


「割れなくて良かったね。」


「ホントにありが…!」

マイあいぽんの命の恩人!


「……とう…ご、ざいます…。」

て、ぇぇぇええぇぇぇぇえ∑(゚Д゚)⁉︎






< 112 / 130 >

この作品をシェア

pagetop