未来へのボール*WINTER*

「どういたしましてー。」

にっこり。


「……(°_°)。」

何この人、超絶美人!


「新入生?」


「あ……はい…。」

眼鏡掛けてるのに美人って分かる人

ホントにいるんだ!


赤縁眼鏡が

ここまで似合う人早々居ないよ⁉︎


「やっぱり?

この人混み、キツいでしょう?」


「あはは…。」

何この人可愛いー…。

眼鏡美人だけど可愛いー…(´Д` )。


「サークル、もう決めた?

決まってないなら

あたしのサークル見てみない?」


「え…?」


「あ、ごめん。無理なら良いよ全然。

サークル入らないって言う子も

たくさん居るし。」


「えっと…。」

てかこの眼鏡美人、何サークル。


「す、すみません…。

何のサークルですか?」


「あぁ!ごめんごめん。

あたしは2年の橘羅琉。

バスケサークルに入ってます。」


「バスケ…。」

あれ、さっきの説明会に

バスケサークル出てたっけ?


「もー説明会に出るの、

皆めんどくさがってさー。

新入生にバスケサークル無いって

思われちゃうよねぇ。」

ふふふ、と笑う…たちばな…先輩?は

天使。いや、女神。


「で、来るー?無理なら大丈夫だよ?

もう5時過ぎてるし…。」


「行きます。」

私、この眼鏡美人について行きます。




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