年下の君

〔直樹side〕

俺は知らない女に
屋上に呼ばれた

「私…直樹くんが好きです。付き合ってください」

「俺は好きな人いるから」

そう言ったのに

チュッ

キスされていることに気づくのが遅かった

ガシャン

「あんた誰?」
唇が離れて音がした方を見てみると

「愛佳先輩」
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