年下の君

「グス…」
鳴き声が聞こえた

愛佳先輩が泣いていた
近づこうとしたら

男の先輩に止められた
「お前が愛佳を泣かせたのか?」
「そうです」

泣かせたことは確かだ

「今日は早く帰れ。逢いたくなかったって言ってたから」
「でも…」

言いかけたときに

「俺は愛佳を泣かすお前を許さない。俺は愛佳が好きだからお前に負けないから」

そう言って愛佳先輩のいるところに行った


ムカつきながら
帰ることにした


< 40 / 76 >

この作品をシェア

pagetop