年下の君
「本当に?」
「本当ですよ」
あたしも本当の気持ちを伝えた――
「あたしも直樹くんが好き…」
「そんなの当たり前ですよ。俺を惚れさせたんですから」
笑顔の君が一番好き
「1度しか言わないんで聞いてください」
あたしは黙って頷いた
「愛佳先輩のことが好きです。付き合ってください」
「はい」
涙を拭って答えた――
そして大好きな人とのキスは
甘く深かった
"年下の君"に恋をした
切なくて苦しい恋だけど
それでも一生愛してる