年下の君
時計を見ると10:35
待ち合わせは10:30
まだ服選んでない!
焦るあたし
「彼氏来たんじゃねぇか? リビングで待たせたら?」
と隼兄が言うので
直樹くんを家に入れて
リビングで待ってもらうことにした
リビングには直樹くんと隼兄の2人だけ
直樹くん大丈夫かな…?
ピンクのレースのワンピースにすることにした
髪型もセットしてリビングに向かう――
「そうなんですか(笑)」
2人で笑ってた
「直樹くんお待たせ」
「似合う」
って言ってくれた