vampire*love2

そう、思ったら、

言葉が次々と、涙と共に溢れてた






「っ…そんなの、言い訳じゃない！

キライなら、キライって…私のことキライってそう言ってよ！
私をヴァンパイアにしたのは、森のクセに…
私を見捨てるんでしょ？
いいよ…
見捨てればいい…
なんにも、分かんないのに。ヴァンパイアについてなんて、なんにも知らないのに。
それでも…
見捨てればいいじゃない！
やっと、柳葉さんのことだって終わったのに。
気にしないって、そう言ってたけど、本当はキライになったんでしょ？
森以外の人の血、飲んだから…！
だから、もうイヤなんでしょ？
だったら、
別れるってはっきり言ってよ！
そんな優しい笑顔しないで。
…期待するじゃない。
だって…
諦め悪いんだよ。私。
本当にキライなら、はっきり言って？
頑張るから…
一人で、
生きていけるように。
森なしで、生きていけるように。
頑張るから…
だから…
今、
フルなら、はっきり言って下さい…
ごめんね。
一人で沢山しゃべって。
取り乱してごめんね。
私は、
森みたいに
長く生きてないから…
まだまた、子供だから…
自分の感情、ぶつけるしかできないよ…
今まで、今の今まで気持ちが通じ合ってるって思ってた相手にそんなこといわれたら…
カンタンには、
変われないんだよ…
だから…
はっきり
言って下さい…


森は…


私のこと、



キライなの？」