プリチー少年boy伝

エピソード5

連日書けなくてごめん!
途中から段取りが崩れて
毎日、夜の11時半まで店にいたんだよ…
(↑しかも…まだ終わってないしな…)


まだまだやり残しが
あるからね…
(↑最近特にハードになったんじゃ…)


まぁ…
これも
宿命だな…
(↑店の周りには社員寮があり、転々として、今は鮮魚軍団とこにいるんだよな…)


往復で2時間半弱が
勿体ないし♪
(↑お前にみんな気を使ってるんだょ…)
(↑リアでは、ジャイア…)
(↑…………)


ヘヘッ♪
ツッコませないよん♪
今でも
プリチーでオチャメなブレなんで♪
(↑………)



……プリチー少年boy伝(エピソード5)


男の子なら一度は
通るヒーローへの憧れ
(↑おい!!)
(↑さっきはよくも、強制終了してくれたな…)


はぁ?
何が?
よく分からないんですけど~
(↑これを見ているみんな~)
(↑この男は、みんなが想像しているよりかは、かけ離れてるんだょ~)



何だよ~
ヤブからスティックな~
(↑ヤブから棒か?)
(↑ルー大柴か?)


キミこそ
言葉を慎みたまえ!
イメージが崩れるだろ?
(↑笑わせるな!)
(↑何がイメージだ!)


ちょっとタイム!
緊急ミーティングだ!
こっちに来てくれるかな?
(↑な、何だよ…)


いいから♪
耳貸して♪


ボソボソ…
(↑…ハイ…)

んで
ボソボソ…
(↑あっ…ハイ…)


ボソボソ…
ボソボソボソボソ…
(↑カシコマリマシタ…(泣)


いい子だね♪
(↑(泣)



……プリチー少年boy伝(エピソード5)


子供の頃って
間違えた認識ってあって
それが
大人になって気付くって事が多々あるよね♪
(↑そうですね…)



人前で恥をかいたり
(↑そうですね!)


改めて
覚えたり…
(↑そうですね!)


恥ずかしくて
顔が真っ赤に燃え上がるんだょね♪
(↑そうですね!)


んな訳ない!
(↑そうですね!)


いいともか?
(↑そうですね!)


ツチノコ君よ…
(↑ツッコミ君ですが…)


何か噛み合わないな~
プロなら
ちゃんと仕事をしないと…
(↑ハイ…)


プリチー少年boyは
家の焼肉は
レバーを焼くのが
焼肉だったんだよ…


ある日
友達の家の
夕飯に招待された
我らが
プリチー少年boyは

目の前で焼肉を焼く文化にカルチャーショックを受けた…


薄いヒラヒラした物や…
(↑スライス肉や…)

分厚い肉…
(↑手切りした肉…)


ウィンナーもあった♪


ソコの家の焼肉は
お母さんが肉を
鉄板に乗せて
お父さんが焼くスタイルだった

さっきまで
黙っていたお父さんが
ビールを飲みながら
シャベルシャベルシャベル
(↑喋るそうです…)


やれ
まだ焼けてないだの

やれ
食べる順番が違うだの

肉奉行だったんだよ~


肉奉行が仕切るから
みんなが
シ~ン…となり
楽しいはずの
焼肉が
肉奉行のお陰で
台無しだったけど

何故かそれが
プリチー少年boyのツボに
入った…


可笑しくて
可笑しくて…
お菓子食って♪
(↑上手いね…)

緊張感が漂う中
プリチー少年boyだけは
下を向いて
プブプッ…
プブプッ…と
笑ってこらえて
(↑バラエティー番組か?)


シッコミ君よ…
(↑ハイ…)

いいぞ♪
その調子だ!
(↑あっ…ハイ!)
(↑ヤル気が出てキター!)
(↑ってか…シッコミじゃねぇし!)


焼肉が
最後の晩餐状態で
プリチー少年boyだけ
プリチースマイルしていたのを
あの
肉奉行に目をつけられた…

何だ?
楽しいのか?


いえ…


じゃ…
何で笑ってる?


面白いからです…


何が面白いんだ?


みんなが
シーンってなってるからです…
(↑その辺で止めとけ!)
(↑肉奉行を挑発するな!)

肉奉行の
やり取りを見ていた
友達が
ヤメロ、ヤメロと
顔で合図したが…


肉奉行は
黙ってビールを
一気に飲み干すと
コップを
バンとテーブルに置くと


さぁ食えとばかりに
各皿に肉をつぎ分けた!!


みんなは
顔をこわばらせながら
口に肉を運んだ瞬間に

旨いか?
旨いか?
どうだ?と
1人1人に聞くんだよ~
(↑たまらんな…)


ハイ…


そうか…
お前は?


ハイ…ぉぃしぃ…です…


また
それが
可笑しくて…

プブプッ…


そして
プリチー少年boyの番に…


おい!
坊主!
旨いか?
家の焼肉は
豪華だろ?


…食べてません…


何だ?
気に入らないのか?


…いえ…
初めて見る肉だから
ウィンナーがいいです…
(↑肉奉行に注文つけた~)
(↑知~らない…)


ウィンナー?
子供だな~
よ~し待ってろ♪
最後に焼くつもりだが
特別に焼いてやる!
(↑肉奉行は、何だか嬉しそうだな…)


友達と
その姉ちゃん
弟の視線が
プリチー少年boyに集中した


ジュージュー…
ジュー…ジュー…


肉が焼ける音だけが
茶の間に響いた…


ほら♪
焼けたぞ♪
食え♪


その間も
肉奉行は
ビールが進み
顔が真っ赤になり
1人で上機嫌だったんだけど…


プリチー少年boyの
一言で…
全米を震撼される事になろうとは…
(↑ハリウッド映画か?)



食べ…ません…


おい?
今…何て言った?


食べません…


聞こえんから
もう一度言ってくれ…


食べません!!
(↑ソコは黙って食べろよ…)

あのな…
ウィンナーっていっても
荒びきなんだ…
これも初めて見るのか?

お前の家の焼肉は
何を食ってるんだ?


キャベツともやしと
レバーを混ぜて焼いて
焼肉のタレをかけてます…


それが
お前の家の焼肉か?
ハハッ!
そう言う事か?
ハハッ!


あの…


何だ?


帰ります…
ご馳走さまでした…


坊主!
待て!
せっかく来たんだから
記念に食っとけ!!
(↑記念って…)
(↑悔し涙が出たよな…)



いえ…
おじゃましました…


玄関へ行くと
友達とお母さんが
慌てて来て
お母さんが
ビニール袋に沢山の肉を
入れてくれた…


ごめんなさいね…
お父さんは、焼肉の時になると、あんな感じになるけど、気にしないでね…

お父さんが
持たせろって
冷蔵庫の中の肉を
入れてくれたのよ
どうぞ…


ありがとうございます!
家で食べます…
ありがとうございます…


玄関から出た
プリチー少年boyを
友達が追いかけて来た


お前…
凄いな…
家の父ちゃんに
あんな事を言って…
何で食べなかったの?


だって
喋りながら
焼いてるから
口から唾が肉に
かかってたんだよ~


自分の箸で焼いてるし
しかも
肉取る前に
箸をなめるのが
汚くて…
食べる気しないょ…


え~っ!?
家の父ちゃん
そんな事してたの?
知らなかった…



その日を機に
友達の家の焼肉に
菜箸を使う事になり
各自の菜箸で自由に
肉を焼ける様に
なったそうじゃ…
めでたし
めでたし…
(↑各自菜箸って…)
(↑どんだけ金持ちなんだよ~)


建設会社の社長だったけど
不況のあおりで…
父さんしたらしい…
(↑字をわざと変えたな?)
(↑友達に対する義ってヤツか…)
(↑お前らしいな…)


罪を肉んで
人を肉まず…

テヘッ!

あ~肉食いて~
(↑お!?肉食獣!!)


額に肉の字を書いて
寝たら…


キン肉マンの夢を
見るかもよ~



肉奉行とのバトル話
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