夢 -Yume-
私の車は無事すぐに発進できた。
しかし、ちょっとだけ驚いた。
見た目で判断するわけじゃないけど…
チャラそうな男の人が駆け足で車に戻ってるの見てびっくりした。
なんか、その人のこと知らないけど見直した。
「すいません、ありがとうございます。」
私はそう言って家に向かった。
家までは5分くらい。
それからお父さんを迎えにいく。
家につき、車をとめて、荷物を持った。
あ、雨ひどくなってきた。
早く迎えに行かなくちゃ。
ーガチャー
「お母さん買ってきたよ。
今からお父さん迎えにいってくるから!」
「えー、こっちまで持ってきてよ。」
…わがまま。
「はいはい。
どーぞ。」
「ありがと~!!
んぢゃ、いってらっしゃい。ニコッ」
…自己中。
こんな母を持つと大変です。