夢 -Yume-
それから車に乗り込みお父さんを迎えにいく。
「あ、電話しなきゃ。」
ープルルルルル…プルルッー
「お、夢乃か?!
今どこだ?」
「ごめん、お父さん。
お母さんに買い物頼まれてたから
遅くなっちゃった。」
「そうか。後どんぐらいでつくんだ?」
「ん~5分!」
「分かった。外で待ってなくてもいいのか?」
「いいよいいよ。中で待ってて。」
「分かった。」
「はーい。じゃあね~」
ープーップーッー
携帯を閉じ、ポケットに入れた。