紅蓮の鬼





「ワタシらはもう少しここにいたいんだが」


淋が二人に言った。


それはそうと、さっきの淋の顔を見てから、ずっと心臓の音が煩い。


それにずっと緊張している。


そのせいで喉が渇く。


――…やべェ……


汗が頬を伝った。





< 188 / 656 >

この作品をシェア

pagetop