紅蓮の鬼


「俺らには関係ありませんよォ」


一人が立ち上がる。


「俺らに任しといてください」


別の人が立ちあがり、二カッと笑う。


そして、そう言うと、空木を残して他の者たちと部屋から出ていってしまった。




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