紅蓮の鬼


「で、千秋のことはどうなったんだっけ?」


空木が


「明日の朝ごはん何だろね?」


と聞くように軽く言った。


「ワタシが引き受けることになった」


「じゃぁ、黄鬼とモメごとにならないんだね?」


空木は確認するように言う。


「あぁ」


すると空木は


「よかった」


というように愁眉を開いた。






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