紅蓮の鬼


「…んぅ……」


……………………………。


目が覚めた。


「………………」


どうやらワタシは眠ってしまったらしい。


「…………………」


日が昇りかけていた。


ふと、辺りを見渡して集まった人数を数えると五十と少しだった。


「んー…」


伸びをして、大きく欠伸をする。


――よし、揃ったな


ワタシは空木と楓太の元へ足を運んだ。




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