あなたに恋をした。
だけどね、本当に変わり果てて
お母さんはどんどんやつれていって、
見るのがつらかった。
でね、私、お母さんにいったんだ。
「お母さん、元のお母さんに戻って?
お母さん、自分を責めないで?
お母さんは悪くないよ?
お母さん、大好きだからね??」
そうしたら、お母さん泣き出
しちゃって。。。。ハハッ
お母さんね、私から離れると同時に
言ったんだ。「もぅすぐ・・・
もうすぐだから・・・。」
私、その時何言ってるのかさっぱり
分からなかった。
後日お母さんが久々に出かけたと思った
ら、血だらけで帰ってきた。
手にはナイフとそれを隠してきた
ガーゼ。
私は言葉にもならなかったよ。
「ふ・・みか。ごめんなさぃ。
ってさ、
そのあと、お母さんは自殺したの。
そしたら、皆、友達だと思っていた
人が次々、手のひらを返すようにして
私に「死ね」とか「きもい」とか
「人殺し」とかさ、
意味わかんない。
わたしのせいじゃないのに。
ひどいよね。。』
「・・・・。」
私は怒鳴った。文香に。
「なんでよっ!なんで言ってくれないの?
文香の思ったことはっきりいってよ!
だってそれは文香の
せいじゃないんでしょ?
文香が犯した罪じゃないじゃないっ!
私は、・・・私は悪くないって、
皆に、みんなに届くように、
怒鳴って・・・怒鳴ってやりなさいよ!!」
『姫・・・姫華ぁ・・・・』
「ぁ。。ご、ごめん。」
『姫華ぁああああああああ!!
ありがとぉ。泣』
『嬉しいよぉ。。。。もぅ、
姫華、私頑張るから、頑張ってみんなに
言ってくる!私は、私は悪くないって!』
「うんっ!言ってきな!」