あなたに恋をした。
ーー後日ーー
今日も授業はさぼり。
さぼったって誰も口答
えはしてこなぃ。
私の家は、城島財閥。
世界一の財閥だ。
だから、誰一人私に
逆らうやつはいない。
そして、関わろうとしない。
たまに近づいてくる奴と
いえば、金目当て。
面倒くさいだけだ。
「ぁーぁ。だるぃっ。」
『『きゃぁ~!
春樹君と、修君と蓮様
と直樹様よぉ~!』』
ぁー。なんだよっ。朝から
耳に響く声だなぁ。
てか、なんであんなに
騒いでいるの?
「なんであんなに
騒いでるの?」
私は近くにいた女子に
聞いてみた。
最初は、ビックリしてい
たけどちゃんと話してくれた。
今朝、転校生が来たらしい。
しらねーよッ。
『ぁの4人カッコいいよねっ
♬♬。姫華さんも狙っているの?』
・・・。何この子。
「狙ってないよぉ~。」
『あの4人転校初日から
すっごい有名人に
なっちゃったみたいだよぉ。』
「へぇ~。そぉなんだ。
まぁ、確かにカッコいいよねっ」
『ぅんぅんっ!』
この子・・・話しやすい!!