緑色のボール~コスモスに誓う甲子園~


もう離さない。てか離せない。

好きだよ。


『好き。』




思ってた事が口に出る。




「うん…。」




流嘉はニッコリと笑い俺の背中に手を伸ばす。




部屋に飾ってあったコスモスが揺れる。





誰にも渡す気なんてねーよ。


そうコスモスに誓った。



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