緑色のボール~コスモスに誓う甲子園~


「でも…修一高校でも野球するんでしょ?」

やっぱり中一の頃の野球生活が突っ掛かる。


『するよ。でも、もうお前を見なくなったりしない。
別れてからも本当は好きだった。』



「修一…」




我ながらクサイ言葉を言ってしまった。



「こちらこそよろしくね。」


『え?』




まさかOKを貰うなんて思ってなかった。




この瞬間俺は人生の全ての運を使った気がする。








いや、本当に…。
< 7 / 27 >

この作品をシェア

pagetop