密恋~貴方に触れたくて~
混雑したバスから一番最後に降りた私は、綺羅と待ち合わせしている場所に向かった
そんな私は、思わず桐生さんを見かけて立ち止まってしまう
楽しそうに友達と笑っている桐生さん
日差しを浴びた髪の毛がキラキラと光っていて、思わず私は桐生さんに視線を奪われてしまった
高鳴る鼓動
そ、そうだ‥‥
桐生さんに、サッカー愛好会の用紙を渡さなきゃ‥‥
でも、確かC棟の415号室に居るからって言っていたから、今手渡したら迷惑だよね?
それに、綺羅も用紙を持っているはずだし‥‥
後で一緒に手渡しに行けば良いかぁ~
やっぱり一人で渡す勇気はないしね‥‥
そんな事を思いながら、高鳴る鼓動に落ち着けって言い聞かす
だけど、桐生さんの姿を見ているだけで心臓が可笑しくなるくらいドキドキして、それでいて苦しくなる
これって‥‥
「悠璃~
おっはよ~!!」
「おはよう」
テンションMAXって感じの綺羅
綺羅は、いつでも元気が良い
「ねぇ~
昨日のバイトはどうだった?
ちゃんと出来た?」
「ぅん!!
凄く良くしてくれる人が居て、美咲ちゃんって言うんだけど、見た目は綺麗なお姉さんって感じなんだけど、性格は綺羅に似ているかも‥‥
そうだ、今度綺羅にも紹介したいな♪」
「ん?
綺麗なお姉さんは良いとして、性格は私に似てるって言ったよね?
それって、私が綺麗じゃないみたいじゃ~ん!!」
膨れっ面で言ってきた綺羅
「違うよ!!
綺羅も綺麗だよ」
「付け足しの様に言わなくてもいいよ~だ!!
そりゃ~悠璃に比べたら、私なんて平凡だもんね~」
「ぃや‥‥
だから、私と比べて何て言ってないよ!!
綺羅も美咲ちゃんも綺麗だし、私なん‥「はい、はい!!
STOPね
悠璃、今私なんてって言ったね!!
否定するような言い方したから、罰金の100円の徴収になりま~す♪」
うぅぅぅぅ~
もう、いつも綺羅には罰金を取られてしまう
私はお財布から100円を取り出し、手のひらを広げている綺羅の手に100円を乗せた
そんな私は、思わず桐生さんを見かけて立ち止まってしまう
楽しそうに友達と笑っている桐生さん
日差しを浴びた髪の毛がキラキラと光っていて、思わず私は桐生さんに視線を奪われてしまった
高鳴る鼓動
そ、そうだ‥‥
桐生さんに、サッカー愛好会の用紙を渡さなきゃ‥‥
でも、確かC棟の415号室に居るからって言っていたから、今手渡したら迷惑だよね?
それに、綺羅も用紙を持っているはずだし‥‥
後で一緒に手渡しに行けば良いかぁ~
やっぱり一人で渡す勇気はないしね‥‥
そんな事を思いながら、高鳴る鼓動に落ち着けって言い聞かす
だけど、桐生さんの姿を見ているだけで心臓が可笑しくなるくらいドキドキして、それでいて苦しくなる
これって‥‥
「悠璃~
おっはよ~!!」
「おはよう」
テンションMAXって感じの綺羅
綺羅は、いつでも元気が良い
「ねぇ~
昨日のバイトはどうだった?
ちゃんと出来た?」
「ぅん!!
凄く良くしてくれる人が居て、美咲ちゃんって言うんだけど、見た目は綺麗なお姉さんって感じなんだけど、性格は綺羅に似ているかも‥‥
そうだ、今度綺羅にも紹介したいな♪」
「ん?
綺麗なお姉さんは良いとして、性格は私に似てるって言ったよね?
それって、私が綺麗じゃないみたいじゃ~ん!!」
膨れっ面で言ってきた綺羅
「違うよ!!
綺羅も綺麗だよ」
「付け足しの様に言わなくてもいいよ~だ!!
そりゃ~悠璃に比べたら、私なんて平凡だもんね~」
「ぃや‥‥
だから、私と比べて何て言ってないよ!!
綺羅も美咲ちゃんも綺麗だし、私なん‥「はい、はい!!
STOPね
悠璃、今私なんてって言ったね!!
否定するような言い方したから、罰金の100円の徴収になりま~す♪」
うぅぅぅぅ~
もう、いつも綺羅には罰金を取られてしまう
私はお財布から100円を取り出し、手のひらを広げている綺羅の手に100円を乗せた