同居人はNo.1ホストー3ー完
一回でも良いから、そのズレた感覚を見て見たいもんだねっ!!!!
ケッ!!
「お前、せっかく来たんだから食ってけよ。」
何、その言い方……
まるで、あたしが食いしん坊みたいじゃん!!
失礼なっ!!
あたしは、コレでも正真正銘の女ですよ!?
っと、あたしの悪魔が反応していると運が悪いことに………
(そうですよ、捺海さん。
普段、食べられないようなお料理が沢山あるんですから、遠慮せずにドンドン食べてください。)
いきなり、高宮さんの声がして振り向くと……
あたしは、高宮さんのドレス姿に見惚れてしまった。
うわぁ………
長身で細い高宮さんだからこそ着れるようは真っ青なドレス。
髪は、アップにしてあるせいか白く細い首が見る。
周りにいる女よりも、メイクが薄く全く派手ではない。
ナチュラルでも、これだけ綺麗なのだからきっとスッピンも綺麗に違いないくらい高宮さんは、綺麗だった。
うっ、うぅ……悔しいけどっ……凄い綺麗だよ……この女。
(尚希さん、そろそろ始まりますよ??
お父様が、あちらでお待ちです。)
「………分かった。
じゃあ、捺海……また後でな。」
そう言って尚希と高宮さんは、どこかに向かって行った。
すると、突然パーティー会場が薄暗くなった。
おっ、始まったか??
そんなことを思いながら、司会者を見るあたし。
司会者の長い話は、やっと終わり尚希のお父さんの挨拶になった。
尚希のお父さんは、イスから立ち上がりマイクを持つ。