同居人はNo.1ホストー3ー完













そんな満里南さんを見てあたしの胸の奥が、何だか温かく感じた。










(そんな顔しないの(笑))








「満里南さんが、初めてだったんです……



こうして女と話たり、誰かとカラオケに行ったり友達が出来たの………」









あたしは、一体今……





どんな表情をしているんだろう。







(じゃあ………



あたしが、捺海ちゃんの初めての友達かっ!!


捺海ちゃんの友達1号だねっ!!)







満里南さんは、満面な笑顔を見せながら言った。






「……っ……はいっ……!」







(……笑えるじゃん。


可愛い笑顔……(笑))





飲み物を飲んでいるとボソッと満里南さんが、言ったような気がした。






「何か言いました??」







(ううん、何でもない。


さっ!!捺海ちゃん!!!!


今日は、この友達1号満里南が奢ってあげる!!

好きな物、ジャンジャン頼んで良いよ♪

今日は、お祝いだから☆)







「お祝い??」






って……何の??





意味が分からなくって首を傾げる。






(そう、お祝い♪


尚希の彼女になれたお祝いと捺海ちゃんの友達1号のお祝い♪)

















< 11 / 561 >

この作品をシェア

pagetop