同居人はNo.1ホストー3ー完










「ハァー……とりあえず戻ろ。」








あたしは、ブルーの気持ちのままトイレを出てパーティー会場に向かった。









「…………………………」








ってかー……………








「……ここどこぉ!?」








辺り見渡しても、ドアドアドアっ!!







ここは、ホテルかっ!?





あぁ!?








そう言えば、パーティーに行く前……尚希が言ってたよね。








今回のパーティー会場は、俺様の別荘だって。








ここ、本当に別荘?





ホテルじゃないんですか??







別荘なんて、見たことないけど……ここの別荘ってまるで、高級ホテルじゃん!!!








………とりあえず、適当に会場を探そう。








そう決めた、あたしはさっそく目の前にあるドアの向かい合った。








ガチャ……







えっーと……ここはー…………







「寝室?」







薄暗くってハッキリとは、分からないが部屋の奥にぼんやりとベッドがあった。








何で、寝室がー………あっ、そっか。









ここ別荘だから、別荘に来た人用の寝室ってことか!!







そう納得しながら、次の場所に向かったあたし。






その他の部屋も………






予想通り寝室だったり、ピアノが置いてある部屋だったり……ビリヤードとか遊び場のような部屋があった。







そんなことばかり続いたあたしは、当然………







「……ハァ…ハァ……パーティー会場って…どこ……?」






当然、クタクタ。






さすが、金持ち……!!侮れないなっ……






もう、30分も探してるけど……未だにパーティー会場は見つからない。










あたし、甘く考えていたかもしれない。












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