同居人はNo.1ホストー3ー完
仮にパーティー会場が見つからなくても今は、パーティー中。
だから、客とか接客の奴が通るって思ってたけど……
まさかの、一人もいないなんてっ!!
こっ、コレって……迷子ってやつ??
よく、小さい子とかがやる迷子ってやつすっか!?
「う~……もう嫌だ。」
あたしは、ため息をついて右手をドアに触れた。
少しだけ、体重を手に掛けるとー………
キイッ……
んっ、キイッ??
見ると、ドアは半分だけ開いていた。
あっ、明かりが付いてる。
誰かいるんだっ!!!
助かったぁー……コレで戻れるっ!!
そう思ったあたしは、明かりが付いている部屋にソッと入った。