同居人はNo.1ホストー3ー完
ただ、捺海が俺を見上げた時……完全に上目使いになっていた。
大きな瞳で上目使いをされて鼓動の動きが加速する自分。
ヤベェ…………マジで可愛い過ぎる/////////
自分でも、分かるぐらい俺の鼓動は早く動いていた。
近くにいる捺海に俺の鼓動が、聞こえてしまうんじゃないかと思うぐらいに。
俺は、いつも捺海といる時だけ自分じゃなくなる。
だって、こんなにドキドキしたり……捺海の行動や言葉でドキッとしてしまう。
マジで、俺キモイ………ドキドキしまくってるとか……////////
俺は、未だに落ち着かない鼓動を隠す為に平常心に振る舞った。
こんな捺海を他の奴が、見るとか……かなりムカつく。
あーぁ………やっぱ、来るんじゃなかった。
こんな綺麗な捺海を男がいる所に行かせるなんて、もう肉食獣にエサをあげているようなもんだ。
けど、だからと言って断ったら捺海は怒るだろう。
そんなことばかり考えている内に、とうとうパーティー会場に着いてしまった。
今夜の誕生日パーティーは、一体どんな誕生日パーティーになるんだろう。