同居人はNo.1ホストー3ー完
こりゃー……
相手の男は、大変だな。
ご苦労さまです。
(ヒクッ……ヒクッ……
ありがとうねぇ~
わざわざ、送ってもらってぇ~(笑)ヒクッ……)
ほんっとうにっっ…………!!!!
「ま~り~なぁーさんっ!!!!
ちゃんと歩いてくだーさいっ……!!!!」
ズルズル……
(アハハッ(笑)頑張れぇ~!!)
あたしは、フラフラと歩く満里南さんの腕をズルズルと引きずった。
うぅぅぅ~~!!!!
重いっ!!疲れたぁ!!
あたしは、息を荒くしながら満里南さんの家に向かった。
って言うか、満里南さんの家ってどこっ!?
疲れてフラフラしながら歩いていると右と左に別れている2つの道があった。
「満里南さん、右に曲がるんですか!?左に曲がるんですか!?」
(う~ん……??
えっとぉー……右すっ!!)
そう言って右の道に指を指す満里南さん。