同居人はNo.1ホストー3ー完














ガチャ……








「ただいまー」 







あーぁ、あんな早くマンションを出たのに結局、帰って来たの夜中になっちゃったよ。









玄関にある靴を見ると、最低男の靴があった。








まぁ、こんな時間だし帰って来てるよね。








でも……








「…………………………………」








何かさっ、挨拶返って来ないとか虚しいよね。







だって、あたし達……付き合ってんだよ?






まぁ、数日しか経ってないけど。







彼女が帰って来たら、せめてさっ……





おかえりとか言うでしょ?






そんな最低男に、少しイラッと来た自分。







あたしは、イライラしながらリビングに
入った。







あたしは、バッグをテーブルに置いて最低男の所に向かった。








そんな、あたしの気持ちも知らない最低男は、のんきにソファーに横になって雑誌を読んでいたのか読んでいた雑誌を顔に被せて寝ている。









へぇー……コイツ……のんきに寝ているよ。





こっちは、一睡も出来なかった上に挨拶も返されなかったのにさぁ……







あたしは、しゃがんで最低男の耳に顔を
近づけて思いっ切り空気を吸って…………








「おーきぃーーろおぉぉぉっっっ!!!!!」







「…………!?」








あたしの、大声が効いたのか最低男が驚いて起き上がった。







ハハハッッ……!!!!!




ざまーぁみらがれっ!!!!!







心の中で、あたしの悪魔が舞い上がる。








「テメェー………何すんだよ。」







最低男……お怒りのようです。







いつもなら、最低男が不機嫌になって怯えていたあたし。






だがっ!!今日は違うのさっ!!!!





何でかって?







だって、あたしは悪いこと何て何一つやってやいないのさっ!!


















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