同居人はNo.1ホストー3ー完
俺は、車を降りてある場所に向かった。
俺が、向かった場所……そこはー……
(いらっしゃいませ。
小野原様)
店に入ると、カップルや男達が沢山いた。
クリスマスだからなのか、今日はいつもより数倍来ている客達。
イチャイチャしているカップル達は、楽しそうに窓ガラスを覗き男達は、真剣な表情を浮かべ窓ガラスを覗く………
そいつらが、覗いている窓ガラスにはキラキラと輝く宝石……
そう、ここはブランド店のリングショップ。
俺は、ここの常連客だから店の奴は俺のことを知っている。
最近は、この店に一度も来ていない。
捺海と付き合うまでは。
それまで俺は、女の客を喜ばせる為にリングを頻繁に買ってやっていた。
ここのリングショップは、超高級ブランド品。
他のブランド店より数倍は、する。
だから、周りにいるのは、よほどの金を持っている奴。
俺は、窓ガラスに並んでいる光り輝くリングを見つめる。
アイツに似合うリングが、良いよな……