同居人はNo.1ホストー3ー完
「何!?お仕置きって!?」
「お前に、拒否権はねぇ。
はい、これ決定。」
はい、これ決定……じゃなぁーいっっ!!
勝手に決定すんなあぁぁぁぁぁ!!!!
「大体、いつもアン………」
あっ、ヤバい。
今、一瞬アンタって言いそうだった。
危なっ。
一体、どうしたら良いのだろうか。
でも、悩んでいても結果は同じだ。
あたしに、選べるのは名前で呼ぶか、呼ばないでお仕置きされるか。
もう、こんなの分かりきっている。
きっと、最低男も分かっている。
あたしが、どっちの答えを言うのか。
クッ………
呼ぶの嫌だけど、お仕置きだけはされたくはない。
あたしは、口をゆっくりと開けた。
こんなに、緊張するのは久しぶりだ。
今、あたしの鼓動は凄くドキドキしている。
これきしのことで、緊張する何て…………
「なっ、なお……き………/////////」
あたしは、恥ずかしくって俯きながら名前を言った。
言った…………言っちゃたよ。
恥ずかしいっ!!恥ずかし過ぎる!!!!
「あぁ??
聞こえねぇーな。」
こっ、コイツ………ワザとだっ!!
絶対にワザとだ!!