同居人はNo.1ホストー3ー完











「何!?お仕置きって!?」







「お前に、拒否権はねぇ。

はい、これ決定。」








はい、これ決定……じゃなぁーいっっ!!








勝手に決定すんなあぁぁぁぁぁ!!!!









「大体、いつもアン………」






あっ、ヤバい。




今、一瞬アンタって言いそうだった。




危なっ。





一体、どうしたら良いのだろうか。





でも、悩んでいても結果は同じだ。






あたしに、選べるのは名前で呼ぶか、呼ばないでお仕置きされるか。






もう、こんなの分かりきっている。





きっと、最低男も分かっている。





あたしが、どっちの答えを言うのか。






クッ………






呼ぶの嫌だけど、お仕置きだけはされたくはない。








あたしは、口をゆっくりと開けた。







こんなに、緊張するのは久しぶりだ。






今、あたしの鼓動は凄くドキドキしている。








これきしのことで、緊張する何て…………








「なっ、なお……き………/////////」








あたしは、恥ずかしくって俯きながら名前を言った。








言った…………言っちゃたよ。





恥ずかしいっ!!恥ずかし過ぎる!!!!








「あぁ??


聞こえねぇーな。」







こっ、コイツ………ワザとだっ!!






絶対にワザとだ!!



















< 20 / 561 >

この作品をシェア

pagetop