同居人はNo.1ホストー3ー完
そう思いながら、テーブルの上に置いてあるウーロン茶を一口飲む。
するとー……
(曖芭様に、お客様が来ております)
今度は、違うホストが来て話しかけて来た。
あたしに?
「いいですけど……」
承知すると、教えてくれたホストの後ろに人影がチラッと見えた。
(こんばんは、捺海さん)
あたしの名前を呼ぶ声がし顔を上げると、そこにはー……
「何で、ここに……?」
尚希の婚約者……高宮麗子の姿があった。