同居人はNo.1ホストー3ー完
そんな、あたしに高宮さんはクスッと笑いー……
(じゃあ、それがー……ここのお店を潰す…ことになってもですか?)
………………ハッ?
あたしは、高宮さんの言葉に耳を疑った。
今………この女……潰すって言った?
潰すって……この店を……?
そんな冗談ー………
(冗談……何かじゃありませんよ?
あたしは、いつだって本気です。
それに……忘れていませんか?
あたしは、高宮財閥グループの一人娘……
こんなお店、潰そうと思えば直ぐに潰せるんです)
この女………自分が、何言ってんのか分かってんの??
この店を……BURAKKU PURINSUを潰すってことはー……尚希達の仕事がなくなるっと言うこと。
そんなことしたら、尚希達は……
あたしは、甘く見ていた。
財閥グループの金持ちが、する手段と……
尚希の婚約者、高宮麗子を……
甘く見過ぎていた。