同居人はNo.1ホストー3ー完










だから、今まで積極的になれなかった分……今日は、積極的になるから。








「ねぇ、尚希。

キスしていい??」




 


「いつも、自分からは嫌がんのにどう言う風の吹き回しだ?」




 


そう言って尚希は、読んでいた雑誌をテーブルの上に置いた。







あたしは、尚希の膝に乗り綺麗な頬を手で包み込んだ。







「今日は……甘えたい気分なだけ」







尚希のこの綺麗な肌に触れるのも……今日で最後。





 
あたしは、尚希の唇に自分の唇を塞いだ。






「…………んっ………っ……」








尚希のサラサラな髪にシャンプーの匂いも……今日で最後。








「…………もっと……っ…………」 







いつもなら、尚希から進むけど……





今日は、あたしが進むから。







「………まだ……んっ……足りない……」







あたしは、上がった息を整えようとほんのわずかだけ唇を離し尚希の瞳を見つめる。

 









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