同居人はNo.1ホストー3ー完














本当、何やってんだ……俺は……

 






「あーー……クソッ………




俺、どうしたら良いんか分かんねぇー」








俺は、独り言のように呟いてテーブルに顔を伏せた。







すると、徹夜がいきなり笑い出した。
   







(ハハハッッ(笑))







「何、笑ってんだよ。」







俺は、顔を伏せたまま徹夜をチラッと見た。







何で、笑ってんだよ。





こっちは、マシで悩んでんのに……







(いやっ(笑)


まさか、尚希がこんな風になるとはなっ(笑))








「何だよ、こんな風にって……


俺は、何にも変わってねぇーよ。」








(尚希は、気付いてないみたいだけど
俺は、気付いてたぜ?


もちろん、俺だけじゃなく春綺達も。 


尚希は、変わったよな。)







変わった?俺が??








(尚希は、変わったよ。

捺海ちゃんと出会ってから。)







「俺には、分かんねぇー」







(いやっ、変わった。


何て言うかさっ、前より楽しそうって言うか……まぁ、変わったよ。)







「意味分かんねぇー」






コイツ、一体何を言いたいんだよ。








(まぁ、簡単に言えばー……




尚希は、捺海ちゃんにゾッコンってこと
だよ(笑))







俺が、アイツにゾッコン??






この俺様が、女にだと??





ありえない…………






徹夜の言葉が、信じられない。








「んな訳ねぇーだろ。」







(ハァー……尚希は、恋愛になるとお子ちゃまですね~(笑))







徹夜は、困ったような表情をして笑いながら言った。








そんな、徹夜を見て俺は当然イラッと来た。

    






「おい、コラ。

誰が、お子ちゃまだって??」













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