同居人はNo.1ホストー3ー完
毎日毎日、ただ家事をしてパパに暴力を振られる生活をして行く内に……
気付けば、あたしはもう小学4年生になっていた。
ママが、いなくなってからあれからもう………四年の月日が流れた。
小学四年生になったあたしは、あの頃より少し大人びた。
髪は、あの頃と相変わらず長いけど身長は伸びクラスの女子の中では一番背が大きい。
顔は、まだ六歳の頃の幼さが残ってはいるけど少しだけ大人ぽっくなった。
そして、少しだけ大人になったあたしは家事も普通にこなせるようになった。
初めの頃は、パパにダメ出しされ怒鳴られて殴られてたりしてたけど今は上達して怒鳴られることはなくなった。
料理が、上手になったからって別にパパに誉めて欲しいなんて一度も思わなかった。
あたしは、まるで心のないロボットのようにただ家事をやりパパの機嫌を損ねないように気を使う生活を送っていた。
そして、小学校では相変わらず環境は変わらなかった。